蚊の不快な羽音が耳元でうるさくて眠れない対策は『風の結界』で解決!

蚊耳元でうるさい対策

ネットでオススメされている蚊対策のアレにはご注意を!(詳細は後述)

『ブーン…ブゥゥーン…』

夏の夜、蚊の羽音がうるさくて目が覚めた経験ありませんか?

この蚊の羽音を聞いて、耳元をバシッ!と叩いてみる。でも、蚊の死骸はない。

気を取り直して寝ようとする。羽音がする。耳元をバシッ!でも、蚊の死骸はない。

この負のループに陥ってしまうと、目が覚めてしまって寝不足になっちゃうんですよね。。。汗

この『蚊が耳元でうるさい問題』ですが、これって蚊の習性から生じている現象で、起こるべくして起こっているんですよー。

そして、その原因が分かれば対策も可能なんです。

さて、今回は、そんな『蚊が耳元でうるさい問題』への対策を紹介しますね(^^♪

蚊はなぜ耳元に寄ってくるのか

まず、蚊の習性についてお勉強しましょう。

『蚊が耳元でうるさい問題』に関係のある習性は以下の3つです。

蚊は二酸化炭素(炭酸ガス)に寄ってくる

蚊は、あごひげにあるセンサーで二酸化炭素を感知しています。※感知エリア:10m程度

私達は寝ている間も呼吸をしているので、その二酸化炭素を辿って寄ってくるわけです。

蚊は汗に寄ってくる

蚊は、触角にあるセンサーで匂いを感知しています。※感知エリア:数m程度

汗に含まれる乳酸などの揮発成分の割合から、吸血対象となる生物かどうかを判別しているようです。

蚊は体温が高いほど寄ってくる

帯広畜産大などの研究によると、蚊は、注射針のような形状をした口で熱を感知しています。※感知エリア:数10cm程度

ただ、人体の熱は、肌の近くの周辺の空気を温めることしかできないので、遠くから体温を感知しているわけではないようです。

布団を被ることで肌の露出が少ない就寝時に、口や鼻での呼吸で蚊をおびき寄せているので、蚊が顔周辺に寄ってくることは必然ですよね。

なお、蚊は、①二酸化炭素を感知して近づく、②においに感知して近づく、③熱に感知して近づく…というように、だんだんと範囲を狭めて獲物の場所を特定しているようです。

蚊のせいで夜に眠れない対策アイテム

蚊の習性を把握したので、本題の『蚊が耳元でうるさい問題』への対策に進みましょう。

…と、その前に、ネット上では「蚊が耳元でブーンとしたらスプレー噴射一択!」という情報が多いので、この点について注意喚起を…。

これは、とある蚊対策のスプレーに記載されている注意書きなんですが、『薬剤を吸い込まないこと』って書いてあるのに、この注意点について言及している記事が皆無なんです…。

就寝時の寝室で、薬剤を吸い込まないようにスプレーするって難易度が高いと思うので、ご使用の際にはどうかご注意くださいm(__)m

蚊のせいで夜に眠れない対策

さて、本題です!

いろいろな対策方法・対策グッズがありますが、オススメ順にご紹介していきますね。

扇風機で風の結界を作る

蚊の飛行能力は低く、扇風機で微風を起こすだけでも飛行が困難になります。

この蚊の特性を利用した対策が『風の結界をつくること』(笑)

やり方は簡単で、扇風機の首振り機能をオンにして、風を全身に当て続けるだけ。

人によっては、長時間、風にあたり続けると体が冷えたりすることもあるので、長袖のパジャマで対応するなどしてくださいね。

私の場合、顔に風が当たると寝付けなかったので、顔の横に枕を置いて、顔の上を風が抜けるように工夫しました。(下の画像を参照)頭側はベッドのヘッドボード、足側は壁となっていて、蚊が近づくことができない風の結界が完成!(笑)

これによって、就寝時に蚊に悩まされることはほとんどなくなりましたよー。

注意点としては、ノーブランドの扇風機だとモーター音が大きくて、睡眠の妨げになることもあるので、家電量販店などでモーター音の静かな扇風機を選ぶこと。

高さを調整できる扇風機さえあれば、誰でも風の結界を作れるので、一度お試しあれ(^^♪

さて、風の結界以外の蚊の対策方法・グッズを引き続き紹介していきますね。

蚊の忌避剤(オイル)を使う

私が、風の結界とともに併用しているのが忌避用オイル → XXXX

・・・こんな感じで薄めて置いています。

風の結界との併用なので、このオイル単独での効果ははっきりしませんが、日本人購入者のレビューを見ると、一定程度の効果はありそうです。→ レビュー

※吹き出し:まぁ、もし効果がなかったら、訴訟大国アメリカでは大変なことになりそうですしね。。。汗

こちらは、アメリカの通販サイトなんですが、日本人の利用者も多い有名な通販サイトで、日本語表示されているので、国内通販と使い勝手は変わりないですので、ご興味があれば一度のぞいてみてください。

蚊帳

蚊帳(カヤ)ってご存じですか?

蚊が通り抜けできないように、ネット(網)で物理的に遮断するという昔ながらの蚊対策グッズですね。

蚊帳って、昭和をかんじさせるアイテムですが、ベッドを利用する現代人向けの蚊帳も販売されていたりするんですよー。

例えば、こんな感じで、お姫様のベッドっぽく見えなくもない蚊帳もあったりします。→ 蚊帳 天蓋 お姫様ベッド

風の結界のために新たに扇風機を買う必要がある人は、蚊対策の手始めに蚊帳を選ぶのもいいかもしれませんね。

ただ、賃貸物件にお住まいの方で、吊り下げタイプの蚊帳が希望の場合、設置可能かどうかチェックしてから購入してくださいね!

蚊取り線香を使う

日本の夏の代名詞こと、蚊取り線香。

蚊取り線香は「煙で蚊を退治している!」と思っている人が多いのですが、それは間違い。

実は、蚊取り線香に含まれた『ピレトリン』という成分が燃焼で気化することで、蚊の忌避効果を発生しているんですね。

ちなみに『ピレトリン』は除虫菊という植物由来の天然成分なんですよー。

ただ、蚊への忌避効果があるものの、飼っている昆虫やペットなどへの影響も。。。

また、近年は、暑くて寝苦しい夜も増えてきたこともあり、(窓を閉めて)エアコンをかけたまま寝る人も多いと思うので、そんな人は(換気が必要となる)蚊取り線香の就寝時の使用はお控えくださいね!

まとめ

蚊の撃退用スプレーに関しての注意点は前述しましたが、私は、できるだけ化学成分由来の製品は使用しないようにしています。

蚊取り線香に含まれる『ピレトリン』が、他の昆虫やペットへの影響に及ぼす可能性もあるように、ヒトにも影響がありそうだからです。

そのような観点から、今回は、なるべく人体に影響を及ぼさない(と思われる)『蚊が耳元でうるさい問題』への対策を紹介してきました。

どんな蚊の忌避アイテムを使用されるにしても、必ず使用上の注意をよく読み、ご自身の体調と相談しながら対策をしてくださいね♪