2月3日は節分。豆まきの声が聞こえてきそうですね。
節分とは季節の分かれ目を意味し、
立春を新年と考え節分は現在の大晦日にあたります。
平安時代に陰陽師によって大晦日に旧年の厄や災難を払う行事が行われており、
室町時代以降に豆まきに発展したのが起源と言われています。
引用元:PLA YOGA
最近では豆まきに加えて恵方巻きを食べて縁起をかつぐ人も多くなりました。
おめでたい食べ物「恵方巻き」のルールや2015年の吉方位などを解説します。
開運したい人必見!2015年の吉方位は?恵方巻きのルールはこちら!
恵方巻きって何?
「恵方」とは、その年の歳徳神がいるといわれる縁起の良い方角のことを言います。
その恵方に向かって食べる太巻き寿司が「恵方巻き」。
「福を巻き込む」という意味もある食べ物なので、新年の幸運を願うからこそ
食べるんですね。
引用元:kazarisushi.com
恵方巻きのルール
1、いつ食べるの?
2月3日の夜に食べると良いとされています。
豆まきは、鬼(陰の気)は昼間姿を隠すために、夜に行うと良いとされていますが、
恵方巻きは大晦日の年越しそばのような感覚で、
新しい年の運を願って願掛けをしながら食べる風習です。
2、食べる向きは?
2015年(平成27年)の良いとされる方角は「西南西よりやや西」です。
「やや」という表現になるのは中国式の24方位と西洋式の16方位に
若干のずれがあるため西洋式を取り入れている日本では、
このような表現になります。
3、恵方巻きの食べ方は?
ひとり1本の恵方巻きを、恵方を向いて喋らず黙ってもくもくと食べるのが正式。
太巻きを切ってしまうと縁が切れるという意味があるため、まるごと1本を食べます。
また太巻きは鬼の金棒に形が似ているため、鬼を退治するという意味があるのです。
喋ってはいけない理由は、喋ってしまうと雑念が入ってしまうため、
黙って新年の願を掛けながら静かに食べます。
喋った口から運気が逃げてしまうという説も。
4、具材に意味はあるの?
はっきりとした決まりはありませんが、恵方巻きの具材は七福神にちなんで7種類。
七福神を参拝した後には、7つの災難を除け7つの幸運を呼ぶといわれます。
そのご利益にあやかったものなんですね。
かんぴょう、椎茸煮、ウナギ、出汁巻き卵、キュウリ、海老、桜でんぶを
使う場合が多いです。
節分の飾り
さらに節分らしさを楽しみたい、という人には「節分飾り」をしてみましょう。
玄関先にヒイラギの小枝と焼いたイワシの頭を飾ります。
引用元:egoma.jp
鰯を焼く生臭いにおいは鬼が嫌うので鬼を遠ざけ、
とげのある柊の葉は鬼の目を刺して、鬼が家の中に入れないようにするためです。
まとめ
いかがでしたか?
節分は、新たなスタートの日。
奥の部屋から順番に豆まきをして鬼を追い出し、吉の方角を向いて願い事をしながら
恵方巻きを食べたら、素晴らしい新年のスタートが切れそうですね。
今まで恵方巻きを食べたことがなかった人も、今年はいただいてみてはいかがですか?
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