ポインセチアの育て方・お手入れ方法。剪定・切り戻し・挿し木など

クリスマスが近づくと、
あちこちの街角に見られるようになる
ポインセチア。

クリスマス気分を盛り上げてくれる
重要なアイテムですよね。
お部屋に飾られる方も多いのではないでしょうか?

でも、今年飾って後は・・・じゃもったいない!

きちんと育てて来年もきれいな花を咲かせましょう!

ポインセチアの花言葉は・・・?

ポインセチアの花言葉、ご存知ですか?

「私の心は燃えている 聖なる願い、祝福」
です。

いかがですか?

ロマンチックで、クリスマスにぴったり!
と思いませんか?

ポインセチアの別名は?

ポインセチアは「クリスマスフラワー」
という別名を持ちます。

11月~3月までに花を咲かせます。

原産地がメキシコの、
トウダイクサ科トウダイクサ属の常緑低木です。

花の色は赤、白、黄、ピンクなどがあります。
(最近は白地に黄緑のマーブル等も綺麗ですよね)

名前の由来は、
ポインセチアをメキシコからアメリカに輸入した、
アメリカ人・ポインセットさんの名前から
来ています。

赤い葉を空想上の動物「猩猩」の赤い顔になぞれえ、
「ショウジョウボク」とい和名もあります。

他の花々に見られる花びらは、
持たないという特徴があります。

赤い部分を花びらと勘違いする方も、
多いのですが、この部分は葉っぱです。

本当の花の部分は、
茎の上についている粒つぶした形の部分なんです。

ポインセチアのお手入れについて

せっかく購入して飾ったポインセチア。

来年もきれいに咲かせてみたいものです。

クリスマスごろ花屋さんの店頭に並ぶので、
寒い季節の花と思われる方も多いのですが、
実は寒さに弱い花なんです。

なので冬の昼間は室内の日当たりの良い場所に
飾るようにし、
夜は部屋の暖かい場所に置くようにします。

暖房は直接当たると乾燥して枯れるので、
注意して下さい。

室内が5℃以下になると落葉してしまうので、
注意することが大切です。
また10℃以下になると枯れるので気をつけましょう。

冬の間の水やりは根が傷まないように、
天気の良い日の午前中にします。

葉が落ても枝が緑なら春には芽が出ます!

葉が落ちたあとは、
水やりは土が乾いてきたら少量あげます。
乾燥気味で良いです。
肥料もあげないで休ませましょう。

冬越しに成功したら・・・育て方は?

冬越しに成功した4月の中旬頃に、
下から2~3節を残して切り戻しをします。
こうすることによって元気な新芽が出てきます!
(1月~3月に行っても良いですよ)

剪定を行ったら植え替えをします。
この時、あまり深くなく、
元の根は下を少し崩す感じで植えます。
古い土は半分くらい残します。

メキシコなどでは、地植えで咲かせますが、
日本の気候は地植えには合わないので、
植え替えも鉢にします。

水やりは、土の表面が乾燥したら、
たっぷりと与えます。

冬は控えめ、それ以外はたっぷりと!

夏になったら外に出して日光を浴びせます。
でも、気温が28℃を超えたら、
涼しい場所に移動します。

9月になったら短日処理を行います。
光の当たる時間を調節してあげなければいけません。

ポインセチアは、
日の当たる時間が12時間以下でなければ、
花を咲かせない性質を持っています。

9月下旬から1ヶ月半(50日)は、
毎日17時から朝8時までダンボール等をかぶせ、
部屋の人工照明を当てないように気をつけます。
(これを短日処理といいます。)

日中はよく日に当てましょう!!

前後しますが、
6月頃になったら挿し木をします。
小さな芽の出ている枝を節の下で切ります。

水にしばらく付けたら、土に挿していきます。
この時切った株から白い樹液が出ますが、
これはきれいに洗い流して下さい。
(かぶれるので手につかないようにして下さい)

秋になると葉が元気よく育ってきます。

昨年みたいにきれいな赤にするなら、
短日処理をきちんとすることが大切です。

まとめ

以上のように、
ポインセチアは意外に手間がかかる花ですね。

秋になって1日でも短日処理を怠ると、
花屋さんで売られているような、
きれいな赤色にはなってくれません。

でも、手塩にかけて育てたポインセチアが、
クリスマスにきれいに咲き誇ると、
感慨もひとしおです。

是非、がんばってみてはいかがでしょうか?

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