「オイルヒーターって安全って言われるけど、電気代はどうなの?」
「どういう家にオイルヒーターは向いているの?」
「他の暖房器具と比べて経済性は?高い?安い?」
これから段々と肌寒い日が続き、
いよいよ冬本番となって来ましたね。
暦の上でも衣替えの時期が過ぎ、
暖房器具を引っ張り出すシーズンがやって来ました。
エアコン、こたつ、電気カーペット、石油ファンヒーター、
そしてオイルヒーターと様々で暖房器具があります。
すると気になるのが、
それぞれの経済性です。
オイルヒーターって安全そうで、
ちょっと北欧っぽくておしゃれで気になりますが、
果たして経済性を考えるとどうなんでしょうか?
それぞれと比較して解説してみます。
オイルヒーターの構造は?どうして暖まるの?
そもそもオイルヒーターって、
どうやって部屋を暖めるんでしょうか?
オイルヒーターは、簡単に言いますと、
内部のオイルを気密に囲んだ周りのヒーターで暖め、
循環させる構造になっています。
電気のスイッチを入れてから、
内部のオイルを暖める訳ですから、
立ち上がるまでには時間がかかり、
部屋が暖まるまでにはさらに時間がかかります。
オイルヒーターの気になる経済性は?比較してみました!
オイルヒーターは安全性が謳われていますよね。
小さいお子さんがいらっしゃる家などでは、
暖房器具として考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、電気代も馬鹿にならない昨今ですから、
気になるのはその光熱費ですね。
果たして安いんでしょうか?高いんでしょうか?
結論から言うと、
電気代はほかと比較すると高くなります。
また、内部のオイルを温めてから循環して、
暖かくするという構造上、
部屋が暖まるまでにも時間がかかります。
(しかもそれまでにも電気代はかかる訳で・・・)
コストパフォーマンスの面から言うと、
悪いというほかありません。
オイルヒーターは600W~1200Wの大電力を使用します。
なので大体、1時間あたり24.6円位で計算すると、
1日8時間使用して
1ヶ月で6000円~7000円位になります。
あくまでも目安としてですが・・・。
こたつやホットカーペットなら消費電力が500W前後なので、
1時間辺り1.1円位とすると、
1日8時間使用で1ヶ月2640円位です。
エアコンも現在では、
かなり省エネタイプが普及していますので、
1ヶ月3000円前後でしょうか。
石油ファンヒーターも、
灯油が高騰しているので以前よりは高いながらも、
やはりオイルヒーターよりは安いと言えます。
オイルヒーターは、
節約という点では一番向いてない暖房器具といえます。
<h2>では、オイルヒーターの利点って何?
オイルヒーターに向いて家ってあるの?
ここまでは、オイルヒーターのデメリットな面ばかり、
述べてきましたが、
メリットな面をお伝えします。
まず、やはり安全性です。
小さいお子さんがうっかり触ってしまっても、
火傷になることはないと思います。
(じっくり触ればもちろん火傷しますよ!)
また、暖めるために排出されるものがないので、
空気も綺麗なままで、換気がいらないことも利点です。
本体からの運転音もほとんどないので、
静かですし、
風が発生しないので、部屋が乾燥することも、
他の暖房器具よりはないと思います。
まとめ
以上のメリット・デメリットの点から考えますと、
お子さんや高齢者がいるお宅では、
安全性や空気汚染がないという面で、
オイルヒーターは良いと思います。
しかし、光熱費という点では、
他より2~3倍のコストがかかってしまうことも、
考えなければなりません。
また、換気に弱いため、
機密性のある、
鉄筋コンクリートマンションならば良いですが、
木造戸建住宅の方には向いてないかも知れません。
使用するのであれば、
すきま風として冷気が侵入してくるような、
窓の下が設置場所として最適です。
オイルヒーターの暖気が、
エアカーテンのような役割をしてくれます。
いかがでしたか?
オイルヒーターについて述べてきましたが、
利点・不利点を考え、
また家族構成やお宅の構造なども考慮し、
選択していただければと思います。
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