「バイトしてお金貯めて洋服買いたい!」
「バイトでお金を貯めて遊びたい!」
「バイトで彼氏(彼女)をゲットしたい(´∀`*)ウフフ」
あなたも高校生時代には、こんな考えを持っていませんでしたか?
…というか今も昔もこんな感じの高校生がほとんどだと思いますが、今回はそんな高校生の未来を予想してみたいと思います。
驚愕の未来予想図はこちら
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※あくまでも仮説ですw
バイトしている高校生には悲しい未来が待っている?!
「えっ?!何言ってんの?」と思われるかもしれませんが、現実世界に転がる事実を組み合わせていくと、あながち間違ってはいない…はず。
まずは、このデータを見てみてください。
大学名 | 生涯給料(万円) |
---|---|
神戸女学院大学 | 31,511 |
聖心女子大学 | 30,877 |
津田塾大学 | 30,886 |
慶応義塾大学 | 30,852 |
一橋大学 | 30,734 |
東京大学 | 30,415 |
学習院大学 | 30,048 |
国際基督教大学 | 29,803 |
早稲田大学 | 29,780 |
東京外国語大学 | 29,762 |
横浜国立大学 | 29,603 |
上智大学 | 29,403 |
南山大学 | 29,351 |
関西学院大学 | 29,259 |
滋賀大学 | 29,197 |
日本女子大学 | 29,195 |
東京女子大学 | 29,040 |
立教大学 | 28,945 |
青山学院大学 | 28,904 |
明治学院大学 | 28,614 |
甲南大学 | 28,577 |
神戸大学 | 28,574 |
筑波大学 | 28,487 |
京都大学 | 28,477 |
愛知淑徳大学 | 28,460 |
横浜市立大学 | 28,433 |
同志社大学 | 28,416 |
金城学院大学 | 28,312 |
成蹊大学 | 28,256 |
西南学院大学 | 28,240 |
小樽商科大学 | 28,229 |
兵庫県立大学 | 28,215 |
大妻女子大学 | 28,192 |
フェリス女子大学 | 28,181 |
國學院大學 | 28,123 |
大阪市立大学 | 28,075 |
国際教養大学 | 28,056 |
明治大学 | 27,877 |
中央大学 | 27,846 |
成城大学 | 27,779 |
法政大学 | 27,763 |
関西大学 | 27,589 |
中京大学 | 27,559 |
獨協大学 | 27,556 |
電気通信大学 | 27,478 |
大阪大学 | 27,476 |
創価大学 | 27,392 |
同志社女子大学 | 27,383 |
学習院女子大学 | 27,373 |
北海道大学 | 27,347 |
これは各大学別の卒業者の生涯年収のデータ(東洋経済「大学別・生涯給料ランキングTOP50/2011年度」)になります。
うーん、皆さん、なかなかの高給取りですね…。
そして、次はこちら。
正社員の平均生涯賃金は2億931万円
(転職サイトDODA「平均年収/生涯賃金データ2011」)
ふむふむ、これらのデータを比較すると、一般的なサラリーマンと前述の人達(以下、神リーマンw)との間には、かなり生涯年収に差があるということが読み取れますね。
ところで、この神リーマンの皆様方、この属性の人達って、進学校の高校卒業生の比率が高い…ですよね?
また、進学校って一般的な高校と比べて、校則でバイトが禁止されてる or バイトに精を出す学生の割合が少ない…ですよね??
もちろん全ての学校・学生がこれに該当するわけではありませんが、統計上はこれに近似する感じになるんじゃないかと思います。
つまり、『バイトに精を出す高校生は、進学校の高校生より生涯年収が少なくなる傾向にある』という仮説が導き出せますよね。
高校生のバイトが引き起こす生涯年収ギャップとは
前章で一般的なサラリーマンは神リーマンよりも生涯年収が少ないというデータを紹介しました。
東京大学や一橋大学なんかは、突然変異の天才の巣窟ってことで比較対象から外したとしても、TOP40-50の平均生涯年収で27,545万円。
一般的なサラリーマンとの差は約6,600万円。
『6600万円』と聞くとものすごい額の金額ですが、これは表面上の金額であって、実際はもっとインパクトのある生涯年収の差になりかねないんです。
キーワードは『複利』
複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。(wikipediaより引用)
「複利?何それ?」という感じかもしれませんが、お金を運用するときに利息が発生する、ということはみなさんご存知ですよね?
複利について詳しくはggrksってことでお願いしますが、要するに複利というのは、100万円を年率5%で運用すると1年後には105万円になって、翌年にはその105万円が110万円になって、その翌年にはその110万円が116万円になって…(以下続く)となるわけです。
2,3年間のデータではピンときませんが、これが20年、30年となるとすごいことになるんです。
ちょっと強引ではありますが、前述した6600万円には退職金なども含まれているので、ざっくりと3000万円を除外して、それをサラリーマン生活(新卒22歳から定年退職60歳まで)の36年間で平準化させると1年あたりの年収差は約100万円。
これを先ほどの年利5%で複利運用するとこんな感じになります。
年数 | 元利合計 | 利息 | 実質金利 |
---|---|---|---|
– | 1,000,000 | – | -% |
1”年目 | 1,051,162 | 51,162 | 5.12% |
2”年目 | 1,104,941 | 104,941 | 10.49% |
3”年目 | 1,161,472 | 161,472 | 16.15% |
4”年目 | 1,220,895 | 220,895 | 22.09% |
5”年目 | 1,283,359 | 283,359 | 28.34% |
6”年目 | 1,349,018 | 349,018 | 34.90% |
7”年目 | 1,418,036 | 418,036 | 41.80% |
8”年目 | 1,490,585 | 490,585 | 49.06% |
9”年目 | 1,566,847 | 566,847 | 56.68% |
10”年目 | 1,647,009 | 647,009 | 64.70% |
11年目 | 1,731,274 | 731,274 | 73.13% |
12”年目 | 1,819,849 | 819,849 | 81.98% |
13”年目 | 1,912,956 | 912,956 | 91.30% |
14”年目 | 2,010,826 | 1,010,826 | 101.08% |
15”年目 | 2,113,704 | 1,113,704 | 111.37% |
16”年目 | 2,221,845 | 1,221,845 | 122.18% |
17”年目 | 2,335,519 | 1,335,519 | 133.55% |
18”年目 | 2,455,008 | 1,455,008 | 145.50% |
19”年目 | 2,580,611 | 1,580,611 | 158.06% |
20”年目 | 2,712,640 | 1,712,640 | 171.26% |
21年目 | 2,851,424 | 1,851,424 | 185.14% |
22”年目 | 2,997,308 | 1,997,308 | 199.73% |
23”年目 | 3,150,656 | 2,150,656 | 215.07% |
24”年目 | 3,311,850 | 2,311,850 | 231.19% |
25”年目 | 3,481,290 | 2,481,290 | 248.13% |
26”年目 | 3,659,400 | 2,659,400 | 265.94% |
27”年目 | 3,846,622 | 2,846,622 | 284.66% |
28”年目 | 4,043,422 | 3,043,422 | 304.34% |
29”年目 | 4,250,291 | 3,250,291 | 325.03% |
30”年目 | 4,467,744 | 3,467,744 | 346.77% |
31”年目 | 4,696,323 | 3,696,323 | 369.63% |
32”年目 | 4,936,595 | 3,936,595 | 393.66% |
33”年目 | 5,189,161 | 4,189,161 | 418.92% |
34”年目 | 5,454,648 | 4,454,648 | 445.46% |
35”年目 | 5,733,718 | 4,733,718 | 473.37% |
な、なんということでしょう…。
新卒1年目の100万円の差額を複利5%で36年間運用すると、約573万円になってしまうんです。
もし毎年100万円ずつ運用に回せば、その総額は約1億円!
えっ?年率5%なんてありえない?
Yahoo!ファイナンスで投資信託情報を見てきてから言いなさいw
この『複利』という概念について、あの御仁はこのように語っています。
「複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ」by アインシュタイン
高校生はバイトなんてしてる場合じゃない?!
2015年度の全国平均最低賃金は798円。
5日/週
×3時間
×52週(≒365÷7)
×798円
=622,440円
1年間、バイト漬け生活をして622,440円。
高校2年、3年生の間だけでも、この825時間(×2)を勉強時間に回せば、上記のTOP40-50くらいならどうにか手が届かなくもないと思うのですが…。
目先の年間622,440円。
生涯の1億円。
あなたはどちらを選びますか?
高校生はバイトで出会いを求めている場合じゃない?!
ここまで記事を読み進めてくれたあなたならもうお気付きでしょう。
あなたがバイト先で出会える恋人候補(高校生)は、すでに一般サラリーマン側のレールに向かっている可能性が高いことを…。
「お金じゃないよ。愛だろ、愛。」というポリシーの方は、これからも Going my way で突き進んでください♪
まとめ
いかがでしたか?
ここでは生涯年収に焦点を絞ってご紹介しましたが、それ以外にも 大企業>>>越えられない壁>>>中小企業 という図式が成り立つことが少なくありません。
家計に余裕があれば、両親に旅行をプレゼントすることもできますし、休暇制度が充実していれば、子どもと過ごせる時間が多くなりますよね。
大企業が全ての面で優れているとは思いませんが、そこに入るための通行証を手にできる大学は限られているという現実。
就活においても、 一流大学>>>越えられない壁>>>その他の大学 という図式が成り立っちゃてるんだからしょうがない。
『入らない』は『入れない』とは全く違う。
「選べる選択肢は多いに越したことはない。」by 管理人
つまり、
もとい、「バイトしてる場合じゃねぇ!!」ってことwww
さてさて、主観の上に主観を重ね塗りした未来予想図でしたが、高校の受験勉強を頑張っている中学生、希望していた進学校に進めなかった高校生、
受験勉強に身が入らない受験生、そんな皆さんが受験勉強に向かう際のカンフル剤としてお楽しみいただけたら幸いです。
ちなみにこの未来予想図を描いた筆者の出身大学は…
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内緒www
P.S
もしシェア数が1,000を超えたら、バイトしなくてもお小遣いを稼ぐ方法についての記事書くよー。
もちろん怪しげな”ネットビジネス”とかじゃないやつで。
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