SOSって何の略?その由来・語源は何?

『SOS』といえば、万国共通の遭難信号。

いろいろな災害時に、ヘリコプターからの映像などで目にしたことがある人も少なくないでしょう。

でも、その『SOS』ってどういう意味かご存じですか?

今回は、そんな『SOS』について紹介します♪

SOSは何の略?

『SOSは、「Save Our Ship」の略』なんていう都市伝説があるようですが、これは不正解。

では正解は…

意味なんてない

でした!

実はSOSとはモールス信号において打電しやすくて、
聞き取りやすいという理由から採用されているだけなんです。

1912年7月5日、第2回国際無線電信会議で採用が決定しました。

SOSを最初に使ったのは誰?

SOSを最初に使ったのは、あのタイタニック号で、1912年4月14日に使われています。

…ん?

勘が鋭い人なら気付いたかもしれませんが、国際無線電信会議での正式採用の前にSOSが使われているんです。

これはどういうことかと言うと、タイタニック号の無線通信士は国際無線電信会議でSOSが正式採用されることを知っていて、彼は、遭難当時、一般的に使われていた遭難信号『CQD』をまず発信して、その後にSOSを発信したようです。

SOSのモールス信号を聞いてみよう!

まとめ

いかがでしたか?

遭難信号は無線電信から、無線電話へと移行し、「Mayday(メーデー)」が採用されることになるなど、形式上、SOSの役目は終わってはいるのですが、まだまだ遭難信号としての認知は高いままです。

できれば誰にも使って欲しくはないものですね♪

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